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躁鬱アラサーの日記(20190817ヤプログから移行)

あと10日

あと10日でいよいよ天涯孤独になろうとしている。

実際には6月ごろ入籍予定なので、

まるきり孤独と言うわけではないが

血のつながりのある全ての人を切る日が

もうあと10日で来ようとしているのだ。

 

母からは逆ギレの後ちょうど2週間後にLINEが一言きた。

「先日は失礼!コロナ大丈夫?」

こんな内容だった。

 

失礼!で済むと思ってるんだ…

聞かされたくない父の失態を聞かされ続け早4ヶ月、

日々傷ついてしんどくて悲しくて、

母にアドバイスをしても逆ギレされて、バイトにも出られず泣きながら帰ったあの日を、

失礼!の一言で済ませられると思っているんだ、この人は。

せめてごめんね、とか謝罪の一言でもあれば少しは期待できたのに。というか、まだ期待していた自分にがっかりした。

やっぱり母とは人として合わないようだ。

LINEになんて返そうか、どうしようかと考えてるうちに具合が悪くなってしまい、次の日は休んだ。

結局既読にもせず非表示にした。

以来、なんの連絡もない。

きっとスネてるんだろう。

母は母で、わたしがスネてると思っているに違いない。

私はあなたを捨てようとしてるのに。

 

実際やっぱり薄情だし、私がむしろ毒娘なんじゃないかと思う節もたくさんある。

あんなにも援助してもらったのだ。

実家にそんなに余裕がないのは知っていたが、

甘えてたくさん助けてもらっていた。

この家のこともたくさんしてもらったし、プレゼントしてくれた家具も家電も感謝してる。

親孝行しなきゃなと、いつか韓国に連れて行って一緒に旅行したいと本気で思っていたのだ。

来年とかならお金貯めていけるかな、

お父さん帰ってくる前の方がいいよね、なんて。

 

しかし、それとこれとは別問題で許せない所があり過ぎたのだ。

失敗をいつまでもいつまでもネタにしてネチネチ言ってくるその表情の嫌らしさ。

触れて欲しくないところに敢えて触れ、嫌な顔すると怒鳴り散らしてくるのも辛すぎた。

自分の意見が通らないと暴れるのも、

当時の彼氏と成人式を天秤にかけさせられた事も、

あんなに昔遊んだ父の失態の日々を嬉しそうに聴かせて来る明るい声色も許せなかった。

アドバイスしても自分ばかりが辛いと主張するだけで聞き入れず逆ギレするのも理解できない。

 

母も父も嫌いになんてなりたくなかった。

祖母も叔父も叔母も従姉も、

みんな大好きで嫌いになりたくなかったのに。

でもどう考えても全員と価値観が合わない。

父は一番価値観が近かった気がするが、

もうわからない。

 

むかし、家族みんなで海に遊びに行った。

わたしは妙に眠く、行きも帰りも車の中でずっと寝ていたのを覚えてる。

帰ってきて外で焼肉を食べてる最中、

トイレに行ってみたら下着が赤く汚れていた。

「大人の仲間入りね!」母はウキウキしながら用意してくれた。

だが、なんとなくもう父と母の間に居たくなかった。

「もう寝る。お父さんに言わないでね」

お決まりの言付けも添え、二階の自室に篭った。

うん、まぁお察しの通りめっちゃ言う。どんどん言う。

何がそんなに面白いんだってくらい笑いながら

「あの子に生理がきたよ!!」である。

というか夏なので窓開いてるし丸聞こえ。

そしてここで父に対する信頼はかなり落ちる。

 

母「朝ごはん赤飯だったじゃん!前祝いだったね!」

父「へぇ〜アイツちゃんと替えられるんか!汚しそうだな!!」

母「アハハほんと〜!!!」

 

よっぽど面白かったんだろう。

腹の底から笑っていた。

お忘れかと思うので繰り返すが、恐ろしい事に

この会話すべて外で繰り広げられている。

わりかし密集してる住宅街で、

他のお宅も外で焼肉をしてたりする真夏の夜。

ふじわらさんとこのお嬢さんの初潮事情は、

おそらく隣近所に筒抜けだったと思う。

いっそのこと、隣近所のおばさま方から

「おめでとう〜よかったわね!」

なんて生理用品をプレゼントしてくれる風潮でもあったらまだ良かったかもしれないや気持ち悪い要らない。

 

ということで、私は自由になっていいと思うんだ。

ネットやある程度お年を召した方々に多い、

「そんなの誰だって経験してるけど我慢してんのよ!」

というナゾ我慢を強いるイマジナリーババアが脳内で煩いが、

なにを我慢する必要があるのだろうか。

親だからって子供に対するデリカシーは必要だろう。何をしたって許されるわけではない。

 

ああもう二度と会わない父よ母よ、

育ててくれたことは本当にありがとう。

産んでくれたこともありがとう。

でもごめんなさい。大嫌いです。

 

そうは思っていてもやっぱり複雑ではある。

夜中にいきなりホットケーキ焼いて持ってきたと思ったら、悪い顔して「これ、食べる人〜?」なんて誘惑してくる母が大好きだった。

天気いいしドライブいこう!とちょっと遠くの農場までアイス食べに連れていってくれたり、

彼氏に作るお弁当を教えてもらったりなど、普通の思い出もたくさんあるのだ。

いいお母さんな部分もたくさんあった。

いっそ毒と気づかず、目が覚めなければよかったのか。

人生を諦めたままだったらよかったのか。

 

 

なにを考えたってたらればしたって、

わたしはあと10日で引っ越すし行き先は教えない。

電話番号もメールアドレスも、すべて変えるし教えない。

住所の閲覧制限もかけるし、捜索願いは要らない旨も警察に伝えてある。

泣いても笑っても狂ってもあと10日。

正しいのかは多分誰にもわからない。

たぶん正しくないが、正しいと思うしかない。

これからの人生どうなるだろう。

たぶんしばらくは、お医者さんのお世話になると思う。

あまり薬などに依存しないようにせねば。

 

とにかく今は引っ越し準備を頑張ることにする。

これからの人生はいい人生になるといいな。